FX取引、仮想通貨に係る雑所得の計算上、パソコン代、通信費等は必要経費に算入できるの?更新日:2024年4月26日証券・金融商品税務税務判決・裁決 FX取引に係る必要経費 FX取引に係る雑所得の金額の計算上、必要経費は控除できることになっています。売買手数料(支払い手数料)、パソコン購入費(減価償却分)、プロバイダ使用料(通信費)、関連雑誌代(図書費)、セミナー参 […] 続きを読む
不動産管理会社の税務裁判例・裁決例(同族会社の行為又は計算の否認等)更新日:2021年8月28日不動産管理会社税務判決・裁決 不動産管理会社の税務裁判例・裁決例の多くは、不動産管理料の金額が適正か否かで争われています。全くの第三者の市中の不動産管理会社に管理を委託した場合の管理料(適正賃貸料)と比べて、同族会社である不動産管理会社に支払う管理 […] 続きを読む
不動産管理会社の平均管理料割合及び適正管理料相当額はどうやって計算するの?更新日:2021年8月14日不動産管理会社税務判決・裁決 賃借人支払家賃総額とは 不動産管理会社の管理委託方式の場合の会社側の取り分は、賃借人支払家賃総額×3~8%程度となっています。なお、この「賃借人支払家賃総額」には、礼金や更新料等の臨時的、一時的収入及び共益費等を除いて […] 続きを読む
役員退職給与が過大とされて否認される場合とはどんな場合?更新日:2021年9月2日会社の税金税務判決・裁決 法人税法上、役員に対する退職給与の取扱いについては基本的には事業遂行上の経費として損金性を有するものとされています(法法34①かっこ書)が、その損金算入については若干の制限が設けられています。 すなわち、役員退職給与 […] 続きを読む
顧問税理士が関与した事業承継業務等について、不法行為等に基づき損害賠償請求が認められた事例-東京地裁令和2年7月30日判決(平成29年(ワ)28885号)(一部認容・一部棄却)更新日:2021年8月12日相続税・贈与税・遺言書税務判決・裁決 (1)事案の概要 本件は、被告Y1が、原告会社Xの顧問税理士として税務申告業務等を行うとともに、コンサルティング業者である被告会社Y2の代表取締役として、Xの事業承継等についてのコンサルティング業務等に携わっていた場合 […] 続きを読む
更正を予知しないでした修正申告の場合の過少申告加算税及び重加算税更新日:2021年6月29日節税税務判決・裁決 期限内申告書(還付請求申告書を含む。)を提出した後、修正申告書の提出があったときには、修正申告により納付することとなった税額の10%(期限内申告税額相当額と50万円のいずれか多い額を超える部分は15%)に相当する過少申 […] 続きを読む
貸家及び貸家建付地の空室部分につき「一時的空室部分」に該当するか否か争われた裁判例・裁決例更新日:2024年2月10日相続税・贈与税・遺言書税務判決・裁決 概要 評価対象地上の家屋がアパート等の共同住宅であって、課税時期において一部空室がある場合、原則として、空室に対応する家屋、敷地部分の評価については減額を行わないこととされています(評基通26)。 空室が増えて経済的 […] 続きを読む
親族が役員を務める不動産管理会社に支払った外注費が、不動産所得の必要経費に算入することはできないとされた事例-令和元年5月23日裁決(名裁(所)平30第36号)(棄却)更新日:2021年6月6日不動産管理会社税務判決・裁決 (1)事案の概要 本件は、不動産賃貸業を営む審査請求人Xが、不動産所得の金額の計算上、Xの親族が役員を務める法人A社に外注費として支払った金員を必要経費に算入して所得税等の確定申告をしたところ、原処分庁から、当該金員は […] 続きを読む
役員の分掌変更に伴う役員退職金の支給は否認されないのか?更新日:2022年2月14日会社の税金税務判決・裁決 役員退職金の額は、原則として、役員等がその法人から現実に退職して支給されたものである限り法人税法上、損金算入が認められ、また、所得税法上も退職所得としての課税の恩恵が受けられます。 しかしながら、例外として、現実には […] 続きを読む
更正を予知せずにされた修正申告書であっても、国送法6条2項の規定に基づく過少申告加算税は課されるとした事例-平成29年9月1日裁決(裁事108集)(棄却)更新日:2021年3月27日税務判決・裁決 (1)事案の概要 本件は、審査請求人X(以下「X」という。)が、平成26年分の所得税及び復興特別所得税(以下「所得税等」という。)について、国外財産に関して生ずる所得の申告漏れ等があったとして自主的に修正申告書を提出した […] 続きを読む