暗号資産やFX取引を専業として行えば、雑所得ではなく事業所得に該当するのか?更新日:2024年4月20日証券・金融商品税務 概要 給与所得者が給与所得を得る傍らで行った金融商品取引に係る所得について、その事業該当性が争われた裁判例はこれまで多数ありますが、ことごとく、事業該当性が否定されています。 つまり、「副業」として行われた金融商品取 […] 続きを読む
個人が外貨MMFとMRFを持っている場合の税金(収益分配金、譲渡所得)更新日:2022年7月16日証券・金融商品税務 概要 外貨MMFは、外国公社債投資信託に分類されます。通常、現地で課税されないルクセンブルクやケイマン諸島などに籍が置かれている(例えば、野村証券の場合、ノムラ外貨MMFはルクセンブルグ籍オープンエンド契約型外国投資信 […] 続きを読む
合同会社が社員、業務執行社員、代表社員に支払う給与は法人税法上どうなるの?更新日:2021年10月4日合同会社会社の税金 業務執行社員、代表社員の場合 合同会社における業務執行社員は政令で規定する役員に該当します(会社法590、591)。 よって、合同会社が業務執行社員、代表社員に支払う支払う役員報酬(業務執行報酬)については、法人税法 […] 続きを読む
役員貸付金、役員借入金がある場合、会社は利率(認定利息)はどのように定めれば良いのか?更新日:2024年11月30日会社の税金 役員貸付金の利息 会社は利益を追求するものであるため貸付けをした場合は利息をとる必要があります。そして、会社の役員に金銭を貸し付けた場合、その利息相当額は、次に掲げる利率によります(所基通36-49、租法93②)。 ( […] 続きを読む
法人におけるFX取引の法人税、仕訳の取り扱い更新日:2023年11月4日証券・金融商品税務税務判決・裁決 仕訳 FX口座に証拠金を預託する 差入証拠金(OR 預け金) 10,000,000円 普通預金 10,000,000円 証拠金預託額として、FX口座に預託します。取引開始後は、証拠金預託額に実現損益(ポジションを決済 […] 続きを読む
FX取引に係る雑所得の計算上、パソコン代、通信費等は必要経費に算入できるの?更新日:2024年12月21日証券・金融商品税務税務判決・裁決 FX取引に係る必要経費 FX取引に係る雑所得の金額の計算上、必要経費は控除できることになっています。売買手数料(支払い手数料)、パソコン購入費(減価償却分)、プロバイダ使用料(通信費)、関連雑誌代(図書費)、セミナー参 […] 続きを読む
EB債(他社株転換可能債券)の所得税、法人税、仕訳の取り扱い(利子、償還)更新日:2022年8月25日証券・金融商品税務 個人(所得税の取扱い) EB債(イービー債:Exchangeable Bond)とは、「他社株転換可能債」といわれる複合金融商品で、債券であるにもかかわらず、償還日までの株価変動(ノックイン等)によっては、満期日に額面 […] 続きを読む
同族会社とはどんな会社なのか?(株式会社、合同会社)更新日:2022年8月29日合同会社会社の税金 概要 法人税法では、株主等の3人以下とこれらの株主等と特殊の関係にある個人及び法人がその会社の株式の総数又は出資金額の合計額の50%超を保有している会社を「同族会社」とし(法法2十)、非同族会社と区別して特別の規定を設 […] 続きを読む
合同会社の業務執行社員や代表社員には法人でもなれる更新日:2023年9月3日合同会社 概要 株式会社では、法人が取締役や代表取締役になることはできません(会社法331①一)。 一方、合同会社の場合、業務執行社員や代表社員には自然人だけではなく法人もなれます。ただし、法人が業務執行社員になるといっても、 […] 続きを読む
株主優待を受け取った場合または売却した場合の税金更新日:2021年8月14日証券・金融商品税務 株主優待を受け取った場合 株主優待を受け取った場合は雑所得に該当します(所基通24-2)。 株主優待を売却した場合 株主優待を受け取ったが、全部が全部、自分にとって有益なものでなく売却することもあるでしょう。この場合 […] 続きを読む